#1 あらすじ
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第09話「美希の夢 私プリキュアやめる!!」

モデルの撮影に臨む美希に付き添いで見学に来たラブと祈里。
美希はティーン雑誌の読者モデル(読モ)なのだ。
撮影が終わり、美希を賞賛する2人。
しかし当の本人は読モなんてまだまだ、という。
美希の夢は、海を越えて世界を駆け巡るトップモデルなのだ。
そんな美希に突然、大きな機転が訪れる。
美希の弟 和希がやってきて、父の知り合いの芸能関係の人が
美希へファッションモデルのオーディションの話を持ってきてくれたというのだ。

決まれば美希の夢の通り、海外へ進出できるという。
「トップモデルへの道……!」
美希のその呟きには、隠しきれない興奮が溢れ出ていた。
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その夜、美希の家で前祝のパーティが開かれた。
美希の母、和希はもちろん、ラブと祈里、その二人の両親まで勢揃い。
「まだオーディションに受かったわけでもないのに」と、大袈裟な前祝にやれやれといった感じの美希。
それでも楽しいパーティのお祝いに美希は上機嫌。
オーディションへの自信の程を聞かれても、自信満々に「カンペキ♪」。
しかし、そうしたお祝いの場で自分が海外へ行くことになると、幼馴染の2人とは別れることになり
ダンスもプリキュアもやめなければならないことを、美希はハッキリと自覚する。

自分がこのまま夢を追いかけて良いのか、迷いが生じた美希は
一度ラブと祈里に相談しようとする。
しかし美希が話を始める前に、2人から「後のことはまかせて!」と背中を押されてしまう。

美希は二人のその気持ちが素直に嬉しかった。
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次の日の朝、ラブと祈里は2人でダンスのレッスン。
ミユキさんに美希がダンスをやめるかもしれないことを話し、自分達の応援したい気持ちを伝えると、
「夢が叶うのは素晴らしいこと」と、快諾してくれた。

ミユキさんも結構ラブ達に振り回されてる感じが……
そうしてレッスンを始めた2人を、ドーナツ屋の車からカオルちゃんが見ていた。
いつものメンバーが1人足りない事に、何か思っているのだろうか。その顔からは心中察せない。
2人がダンスレッスンを終えて街中を歩いていると、何やら騒がしい。
街中のオーロラビジョンに生中継でナケワメーケが大暴れしている様子が映し出されていたのだ。

今回は桜ナケワメーケ。作中はお花見の季節だ。
現場のお花見公園に急行し、プリキュアは二人でナケワメーケに立ち向かう。
一方、そのころ美希はオーディションの真っ最中。
第一次審査、第二次審査を順調に合格する。
しかし、第三次審査の結果を待つ控え室で、大苦戦しているプリキュアの生中継を見てしまった。

TV局のカメラさんはどうやってこの絵を撮ったんだろう(爆)
美希はその映像に大きく動揺するが、その時、結果発表のための召集がかかった。
ぞろぞろと控え室から出て行く他の受験生達。
「ラブ、ブッキー…………ごめん」
美希はそう呟き、急いで控え室を後にした。
オーディション会場にて、最終審査に残った3名の名前が読み上げられる。
その中には蒼乃美希の名前が。
しかし高らかに読み上げた審査員の呼びかけに、反応は返ってこなかった。
美希はオーディションを抜け出して、ラブ達の元へ向かっていたのだ。

突然現れたカオルちゃんの車に乗せてもらい、公園へ急行する美希。
ボロボロになったプリキュアに勝利を確信し
高笑いするウエスターの鼻を折るように、颯爽と助けに現れた。
ベリーの登場に戸惑うピーチとパインだったが、話はあと。
ナケワメーケに向かってトリプルプリキュアキックを喰らわせた。

ダブルキックでは歯が立たなかったナケワメーケにも、トリプルキックは有効打。
怯んだ隙を突いて、パインのヒーリングプレアーとベリーのエスポワールシャワーが決まる。
そうして動きが止まった所を、ピーチのラブサンシャインフレッシュが決まり、ナケワメーケを浄化する事ができた。
あと一歩のところでナケワメーケがやられてしまい、ウエスターは悔しそうに退散した。
(今回も高台から飛び降りて退場。徒歩退場はマヌケだからやめたのだろうか)
戦いが終わり、美希にオーディションの事を問い詰めるラブと祈里。
美希はプリキュアのピンチをテレビで見て、オーディションを抜け出してきた事をありのまま伝える。
それを聞いたラブと祈里は、自分達が不甲斐ないせいで美希の夢を潰してしまったと泣き出してしまった。
しかし美希は、誰が欠けても勝てなかったと2人を励ます。
「プリキュアは……あたし達は三人でなきゃ、ダメなのよ」

3人は手を合わせて、友情を確かめ合った。
しかし、せっかくのチャンスをふいにしてしまったことに変わりはない。
だが美希は、たくましく「いくらでもチャンスはある」と言ってのけた。
「だってあたし、カンペキだもの♪」

 | 「――というわけで、第九話終了!」 |
 | 「美希たんファン大満足の優良回でした!!」 |
| 「うむ、しっかりまとまっていて見易かったな」 |  |
| 「そうだな! 良い回だった!」 |  |
 | 「え! 今回はブッキー回じゃないぞ!?」
「どうしたんだ天の助!!」 |
| 「泣き顔ブッキーが最高でした!」 |  |

 | 「あー、はい。やっぱりブッキーなのね……」 |
| 「うっせー! ブッキーは俺の女神なんだよ!!」 |  |
| 「俺にとっちゃ、フレッシュプリキュア=ブッキーだから」 |  |
| 「今回、“3人でプリキュア”と言ったばかりだというに……」 |  |
 | 「いやしかし、ラビリンスの幹部は今回もウエスターだったね」 |
| 「第9話にして既に5回目だよな」 |  |
 | 「面白いから良いんだけど、イースさんもちょっと見たいっていうか……」 |
| 「出た、浮気」 |  |
 | 「う、浮気じゃねーって!!」 |
 | 「イース……というか、せつなが結構かわいいなって思ってるだけで……!」
「一番は美希たんだから……!」 |
| 「そういえば、ウエスターも今回普通の名前で呼ばれとったな」 |  |
 | 「ハヤトさんって女の子に呼ばれてたね~」 |

| 「相変わらずモテモテだな、ウエスターの人間形態」 |  |
 | 「せつなの苗字が"東"だから、ウエスターは"西ハヤト"なのかな?」 |
| 「イース=East、ウエスター=West……というわけか」 |  |
| 「じゃあサウラーはSouthだな」 |  |
| 「"北"に相当する幹部もいるんかのう?」 |  |
 | 「今回少しだけ顔を見せた幹部キャラがいたけど……」 |

 | 「クレジットだとクラインとあるから、この人は"北"じゃないっぽいね」 |
| 「総統がメビウスの輪で、こいつはクラインの壺ってわけじゃな」 |  |
 | 「名前の由来を考えると、三幹部より偉いやつかも」 |
 | 「ところで今回の桜ナケワメーケとのバトル、良かったね~」 |
 | 「かなり動いてて、しかも6話よりもバトルが長く、男の子としては大満足!」 |
| 「ブッキーぼろぼろで見てられなかったぜ……!」 |  |
| 「時間は長かったが、プリキュア大ピンチの描写が大半じゃったな」 |  |
 | 「前回使えるようになったラブサンシャインフレッシュをいきなりキャンセルさせられたのは驚いた!」 |
 | 「バンクシーン使って、決め台詞の『悪いの、悪いの』まで言っておいて……」 |

 | 「突然のキャンセル!」 |
| 「ウエスターの台詞の勢いのせいで笑っちゃったけどな……」 |  |
 | 「まぁ、最終的にはラブサンシャインフレッシュがちゃんと決まったけども」 |
| 「ところで、今回ベリーは別段パワーアップしなかったが……」 |  |
 | 「あ! そうそう! そうなんだよ!!」 |
 | 「ピーチのパワーアップ直後に美希たんメイン回と来たら、普通パワーアップ回だと思うでしょ!」 |
| 「ただのメイン回だったな」 |  |
| 「やはりラブのように、シフォンとの絆を育まないといかんのかのう?」 |  |
 | 「商売的な視点で物を言うと、登場したばかりのピーチロッドを」
「売らなきゃならないからってことじゃないですかね……」 |
| 「新しいアイテム出してる場合じゃない、と……」 |  |
| 「これじゃあブッキーのパワーアップもまだ先になるかな……」 |  |
 | 「美希たんの次のメイン回、早く来てほしい!!」 |
 | 「というわけで以上、あらすじでした」 |
#2 ピックアップ
 | 「さーて今回のピックアップは――」 |

 | 「美希たんの家族!」 |
| 「蒼乃家じゃないのか?」 |  |
 | 「蒼乃家ではないんですねー」 |
| 「ふ~ん」 |  |
 | 「わぁ、興味なさげ~」 |
 | 「天の助は放っておいて、さっそくピックアップ!」 |

 | 「美希たんの母親、蒼乃レミさん!」 |
 | 「BEAUTY SALONというそのまんまなネーミングの美容院を一人で切り盛りする美容師さん!」 |
 | 「ラブ父の話によれば、昔は人気アイドルだったとか」 |
「まぁ、それも今は昔って感じだな」
「もうオバちゃんだろ?」 |  |
 | 「ちなみにノーメイクだと美希たんそっくり!」 |

| 「あ、あら~? お若いですねぇ……」 |  |
| 「さすがに親子じゃな」 |  |
 | 「しかし美希たんが小さい頃に夫と離婚……」
「なにがあったんでしょうか……」 |
| 「そういうところは語られないじゃろうな」 |  |
| 「メインキャラでもねーしな」 |  |
 | 「気になるけど、仕方ないかなぁ」 |
 | 「そして、離婚した父親に連れられていったのがこちら」 |

 | 「美希たんの弟、一条和希くん!」 |
 | 「体は生まれつき丈夫じゃないが、将来は医者志望!」 |
 | 「ラブ達に美希たんの彼氏と勘違いされる程のイケメンだ!」 |
| 「男の顔じゃが、少し美希に似てるのう」 |  |
| 「っつーことは母親似だな」 |  |
 | 「苗字は美希たんと違って"一条"!」 |
| 「つまり父方の苗字というわけじゃな」 |  |
 | 「小さい頃の美希たんは『一条 美希』だったのかな~と思うと」 |
 | 「なんか良いね!」 |
| 「親が離婚してなかったらプリキュアになれなかったかもな!」 |  |
 | 「え、なんで?」 |
| 「ラブは桃園で、ブッキーは山吹……」 |  |
| 「一条に色の要素は入ってないからな!!」 |  |
 | 「たしかに!!」 |
| 「関係ないと思う」 |  |
 | 「話を和希くんに戻すけど、今回ようやくラブ達に弟だとバレる!」 |
 | 「幼馴染なのに弟知らないのかって疑問だったけど」
「幼少の頃から会ってなければ気づかないのも仕方ないね」 |
 | 「とりあえずこれで作中での美希たん彼氏騒動も一段落……ふぅ」 |
| 「騒動ではないじゃろ……ラブが騒いどっただけで」 |  |
| 「俺ら視聴者は1話と2話で大騒動だったわ!」 |  |
 | 「さすがの天の助もそういうところは騒ぐか」 |
| 「プリキュアに彼氏とか、忌々しき問題だからな!」 |  |
 | 「うーん、俺は相応しいやつなら全然構わないけど……」 |
 | 「というわけで、美希たんが素敵な家族に囲まれているということがわかりました!」 |
| 「………………」 |  |
| 「……父親は?」 |  |
 | 「………………」 |
| 「最後まで登場しないんじゃね?」 |  |
#3 今回のキュアベリー
 | 「それじゃあ今回もキュアベリー、美希たんの活躍をまとめるぜ!」 |
 | 「なんと言っても今回は美希たんのメイン回!!」
「はりきって行くぜーーー!!」 |
| 「くそ~、ブッキーのメイン回だったら……!!」 |  |
| 「だったら何?」 |  |

 | 「ファッション美希たん!」 |
 | 「雑誌の撮影でいろいろなファッションを披露したぞ!」 |
| 「お前的にはどれが好みなんだ?」 |  |
 | 「1つ挙げるとすれば右下がいいなぁ~」 |
 | 「なんというかこう……グッと来る仕草! いいね!」 |
 | 「天の助は?」 |
| 「もちろんブッキー!」 |  |
| 「それは聞いてない」 |  |

 | 「得意げ美希たん!」 |
 | 「人生の分岐路となるオーディションに、ちっとも怯まず!」 |
| 「雑誌の読者モデルともあれば、自信もあるのじゃろう」 |  |
| 「親も元アイドルだしな」 |  |
 | 「そういえば今回は2話以来のおしゃれファッションだよね」
「この格好、普段着より全然好きなんだよな~」 |
 | 「あの時は弟とのデートだったけど、今回は勝負所のオーディション……」 |
| 「逆に考えれば、弟とのデートにそれだけ気合入れてたのかって話になるのう」 |  |
 | 「5話の遊園地デートでは色違いの服を着てました!」 |

 | 「この時はラブとブッキーもいつもと違う服だったから」
「美希たんも既出の服装にしないように、色だけ変えたのかな?」 |
| 「急に製作側視点になるんじゃな」 |  |
 | 「いろんな視点で美希たんを見守っていきたいと思ってます」 |
| 「その心意気や良し!」 |  |

 | 「てへぺろ美希たん!」 |
 | 「かわいい~」 |
| 「ごまかす時にする仕草じゃな」 |  |
 | 「ところでこの仕草自体はかなり昔からあると思うけど」
「てへぺろって言葉はいつからあるんだろ?」 |
| 「5年前(2009年)は少なくとも普及してなかった気がするが……」 |  |
 | 「でも簡単にこの仕草を説明する単語を思いつかないし」
「便利な言葉ができたもんだね、てへぺろ!」 |
 | 「以上、今回はあらすじ・ピックアップ含め美希たんだらけでお送りしました!」 |
| 「次回はブッキーだらけで頼むぜ!」 |  |
| 「このコーナーがある限り、祈里一色になるのは無理じゃな」 |  |
 | 「美希たん最高!」 |
#4 次回予告

「たいへ~ん!!」
「町のみんなと動物達の心が入れ替わっちゃった~!」
「喋る動物はタルトだけでたくさんなんですけど!」
「こんなことするのはやっぱりラビリンスね!」
「行くよ! 美希たん、ブッキー!」
「……ブッキー? ブッキー? ま、まさか……」
「ブッキ~~~~~~!!!」

「フレッシュプリキュア!」
「タルトが祈里で 祈里がタルト!?」
「みんなで幸せゲットだよ!」
 | 「やっぱりお次はブッキーメイン回!」 |
 | 「よかったな、天の助!!」 |
| 「………………」 |  |
 | 「……天の助? 天の助?」 |
| 「………………」 |  |
 | 「天の助~~~~~!!!」 |
| 「いかん……ショックで気絶しておる……」 |  |
 | 「プリキュア変身して以来のメイン回がこれっていうのは確かに……惨い」 |
| 「ま、まぁ、見てみたら良回だったという可能性はあるじゃろ!」 |  |
 | 「そりゃ話自体は面白そうだけど……ブッキー好きからしたら、ね?」 |
| 「………………」 |  |
| 「……それじゃあ今回はここまでということで……」 |  |
 | 「終わりだぞ天の助、起きろ! おい!」 |
| 「………………」 |  |
次回、チェィンジ!
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