みんな幸せゲットだよ!
フレッシュプリキュア!全力鑑賞


~第五回~



#1 あらすじ #2 ピックアップ #3 今回のキュアベリー #4 次回予告

#1 あらすじ





◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆




第05話「遊園地でドキドキ! ワクワクデート気分!?」



ラビリンス三幹部が潜む占いの館

そこへ三人の男子中学生がやってきていた。

知念 大輔沢 祐喜御子柴 健人の三人組だ。


左のメガネが御子柴、坊主頭が祐喜、前髪ツッパネが大輔。


三人が占いの部屋で待っていると、カーテンを開いてフードを被った人物が現れる。

第一話の時のようにイースが現れる…………かと思いきや、現れたのはウエスター



祐喜の「好きな子を遊園地に誘いたいんです!」という相談に、
多少強引なくらいが女性には丁度良い!という持論をアドバイス。
(大輔に「占いじゃねーじゃん」とツッコまれた)

何はともあれ、自身満々なウエスターのアドバイスに祐喜は感激し、やる気になって帰っていった。

一方ウエスターは、遊園地という場所に“不幸のゲージ”を集めるための興味を示していた……。







早速、祐喜はお目当ての美希を遊園地に誘うも、キッパリ断られてしまう。


間髪入れずに断りを入れる美希。
後ろの二人も思わず「はやっ!」とポツリ。



友達の大輔はダメ~な雰囲気を感じ取って、ラブから進言して貰おうと考える。

何を隠そう、大輔はラブのクラスメイト。普通に会話するぐらいには仲が良いようだ。

大輔は友達の祐喜が今度フラれたら100連敗達成だといい、なんとか今回のデートを取り持つように頼み込んだ。



遊園地のチケットは人数分ある、と説得するが
美希たん彼氏いるし……と、やや反対気味のラブ。
(2話で判明したがラブの言う彼氏とはのことである)

しかし大輔の必死の説得に心動かされたラブは頼みを聞き入れ、みんなで遊園地に行こうと提案する。

美希もラブ達が一緒なんだったら、いいわよと、デートを承諾したのだった。


デート当日、バッグにシフォンを入れて、ラブは遊園地に到着。
(タルトも行きたがっていたが、すっかり忘れられた)

ジェットコースター、メリーゴーラウンド、パレード、ヒーローショー等々
6人で一緒に遊園地を満喫した。

一息ついたところで、男子三人組は狙いの女子と別行動作戦を開始する。

祐喜はもちろん美希、御子柴は祈里狙い。

大輔は「俺はラブとかよ。あ~あ、しょうがねえな」などと言いつつも、満更でもない様子。


懐からトリニティのライブチケットが。
ラブの好みもしっかり把握している大輔。



その後、何をどうやったのか、三組とも思惑通り別行動を取ることに成功。

「はぐれちゃったみたいね」と言う美希に、祐喜は緊張しながらも「せっかくだから二人で楽しんじゃおうぜ」と気取る。

格好付けが空回る祐喜だったが、美希に手綱を握られる形で、二人は遊園地を楽しんだ。

祈里・御子柴ペアも、少々男側がみっともないものの、遊園地を満喫しているようだ。



ところが大輔と二人きりになったラブは、みんなを探してばかり。

さっきからずっと大輔と二人っきりなんてつまんないよねというラブに大輔は機嫌を損ねる。

ラブは“大輔と一緒なのが嫌なわけじゃなく、せっかくみんなで来たんだから”と弁明するも、
大輔の「俺と二人なのは嫌じゃないのか」という、意識の確認とも取れる問い掛けに
ラブはうん! 友達だもんねと返す。

“そういう雰囲気”を感じられないラブの答えに大輔は拗ねてしまった。



その後もみんなを探し続けるラブに、いよいよ大輔は“待った”をかけた。

トリニティのチケットを後ろ手に隠し、「お前に渡したいものがある」と本題に入る大輔。

しかしその時、バッグに入れてきたシフォンが目を覚ましてぐずり始めてしまう。

ぷりぷー、ぷりぷー言い始めたシフォンを誤魔化しきれなくなり、トイレと言ってその場を離れるラブ。

走り去るラブの背中を見ながら、大輔は大きく溜め息を吐いた。







その頃、悪巧みを企てていたウエスターも遊園地を満喫していた。



しかしパンダの乗り物で楽しんでいたことから衆人の目を引いてしまい
その原因がわからないウエスターは正体を見破られたと勘違いして悪の幹部姿に変身。

乗っていたパンダの乗り物をナケワメーケに変えて、遊園地に混乱を招いた。



人気の無い場所でシフォンにキュアビタンをあげていたラブも、
巨大なナケワメーケが動いた振動によりその存在に気付く。

美希も祈里も、ペアの男子が目を離した隙にナケワメーケ退治に動いた。


パッタリ出会って揃う3人。
さぁ、戦いだ!



プリキュアを見つけて動揺するどころか、不適に笑うウエスター。

白黒つけろ! ナケワメーケ!!

ちなみに今回のナケワメーケはパンダである。

もう一度言うが、パンダである。

突然現れたバケモノとヒロインに遊園地の人々は騒然。



キュアピーチが動いていたジェットコースターの上に着地するなど、
もう遊園地全体を使ったリアルヒーローショー状態であった。

そんなことを気にも留めず、第三話の犬ナケワメーケよりも巨大な
パンダの乗り物ナケワメーケを相手にして有利に戦いを運ぶプリキュア達。

しかし、ナケワメーケをキックで吹っ飛ばしたところの近くには大輔の姿があった。

思わず名前を叫んでしまうキュアピーチ

それを聞いたウエスターは、すかさずナケワメーケに大輔を捕まえさせた!

動揺し、その場を動けないでいるプリキュア。

だが、捕まえられている大輔の他に、ナケワメーケの腕にしがみ付いている男がいた。

坊主頭の男子、沢 祐喜だ。



友人である大輔のピンチに、咄嗟にしがみ付いたのだ。

みっともない姿ばかり見せていた祐喜が、ついに男気を発揮した。

しかし、所詮はただの中学生男子。成す術も無く振り落とされてしまう。

振り落とされ宙に舞う祐喜を助けたのはキュアベリーだった。

傷つきながらも悔しがる祐喜を、美希は少し見直したようだった。

しかし大輔は依然として捕まったまま。

せめて動きを封じられれば……と思った矢先、ピーチ

私にいい考えがある!

と、某司令官を彷彿とさせる台詞を言い放つ。

そのいい考えとは、まずベリーパインが挑発しながら水辺へ誘導し、
ピーチ急流下りアトラクションの乗り物を思いっきり水面に落とす。

その衝撃で飛び散る水飛沫がナケワメーケの体を湿らし、動きを遅くする作戦だった。


そのままぶつけたほうが強そう、とか考えてはいけない。
ダメージだけじゃ敵を倒せないのがプリキュアだ。



元がパンダの乗り物なだけに、ナケワメーケの体は水を吸う。

狙い通り動きを鈍くすることに成功したのだ。

ピーチは動きが鈍って隙だらけのナケワメーケから大輔を救出し、
プリキュア・ラブサンシャインであっさりナケワメーケを浄化した。







騒動も収まり、大輔たち男子組と合流するラブ達。

今までどこ行ってたんだ、と問い詰める男達に怖くて逃げてたというお約束な誤魔化し。

そんな実はプリキュアな3人を前にして、大輔は助けてもらったキュアピーチを褒めちぎる。

「プリキュアのあの子、すげーやさしくて綺麗なんだー。俺の理想のタイプだなー」

……視聴者の視点では、知らないうちに告白してしまっているように見える。


大輔ー! 前、前!


しかし相手はラブ。

大輔が付け加えた「誰かさんとは違って」の一言に、売り言葉に買い言葉の口喧嘩を始めてしまった。

たしかに何も知らない一般人から見れば、ラブは大輔の言う通り
「トイレ行ったまま友達のこと放っておくようなヤツ」である。プリキュアもつらいよ。

そんな言い合いも一息ついたとき、大輔はあの時言えなかった本題にいよいよ入る。

「お前……トリニティの、ファンなんだろ?」

「今度、ライブがあるの知ってるか……?」

うんうん知ってる! もちろんチケットゲットしたよ!




その答えに唖然とする大輔。

そしてトドメを差したのは、美希・祈里と一緒に見に行くという発言であった。

もうこうなっては大輔に入り込む隙は無い。……ガックシ。

一方、坊主頭の祐喜は大輔のおかげで今日は最高だった、と上機嫌。

そこに美希が先ほどの勇姿をポツリと褒めて、祐喜のボルテージは最高潮。

……だが、人生そう上手くはいかないものだった。

美希が、迎えに来ていた彼氏(弟)と腕を組んで帰っていくのを見てしまったのだ。


なんで迎えに来てるんだ、弟。


彼が弟などとは露知らず、彼氏がいたとショックを受ける祐喜。

遊園地の帰りに、カオルちゃんのドーナツ屋で100回連敗の記念にドーナツと新しいスタンプカードを貰う祐喜。

フラれ男子組は、もうドーナツをヤケ食いするしかなかった。






「――というわけで、第五話終了!」
「前回よりあらすじが長いんじゃが?」
「気付いたらすげー長くなってました……」
「もっとがんばりましょう」
「評価さがったーー!」
「くそ……御子柴……ファック……ファック!!
「あー、その……なんだ」
「御子柴だけ特にガックリ描写なかったな」
「許さんぞ御子柴ァ!!」
「お前もブッキーにフラれろォ!」
「まぁ、特にモーションかけなかったからだけど……」
「というか男として情けない姿ばっかり晒してたのう」
「それでも甲斐甲斐しく接してくれるブッキー」


「あぁ、やさしいなブッキーは」
「俺もブッキーに介抱されたい!」
「いくらブッキーでも、お前を見たら逃げると思う」
「なにぃ!?」
「お化け屋敷でも全然怖がってなかったブッキーだぞ!!」
「あれは出てくるのが動物に似たバケモノだったからじゃな」
「自然界にところてんに似た動物は……」
「いません、ハイ……」
「ところで、今回ウエスターが急にギャグキャラっぽくなってましたが」


「なんじゃろうな……これ……」
「前回まではイースよりも格上な感じがあったのですが」
「まぁ、ギャグキャラだからって威厳がなくなるわけじゃないだろ」
「それはそうなんだけどさ」
「ちょっとプリキュアの悪役らしくなってきたなぁ、と」
「確かに3幹部と言えば、悪人だけどどこか憎めない感じのキャラだもんな」
「イースはどうも真剣なキャラだし、ウエスターのキャラを方向転換させたのかも?」
「あともう一人がどうなるかだな」
「次回予告を見た限り、かな~り悪そうだけど……」
「っと、それは次回予告のコーナーじゃな」
「というわけで以上、あらすじでした」




#2 ピックアップ



「さーて今回のピックアップは――」



「背景とかその他諸々……」

「なんじゃ? テンション低いな」
「今回のピックアップは所謂“正”の部分ではなく、“負”の部分なのです」
「ようするに悪いところか」
「背景とか結構ひどいんすよ、上の画像とか」
「縮小してるからわかり辛いかもだけど」



「第一話より、ラブの住む町クローバータウンストリートの背景」
(※画像クリックで拡大)




「第一話より、桃園家のダイニング」
「ラフにそのまま色を塗ったようにしか見えない背景」




「第一話より、ラブの部屋」
「素人目に見ても、後ろの線がガタガタです」

「と、まぁ第一話から順に挙げていくとキリがないのでここらでやめます」
「そこまで悪いもんかのう?」
「アニメーションすると結構ひどいんです!」
「キャラクターと背景に差があって浮くんです!!」
「お、おう……」
「あと、背景以外にもこれ!」


「GAOL?」
ゴール……だよな?」
「はい、ゴールですが……」
「ゴールの綴りはGOALなのです!」
「こまけえ!」
「しかもこっちだと綴りあってるんだよね……」


「あ、ホントだ」
「第三話であった美希たんの漢字間違いの件も」
「スタッフのミスってことで決着つきそうなレベルですよ!」
「まぁ、一度や二度のミスで何もそこまで……」
「次はこちらをご覧ください」
「あ、ハイ……」
(まだあるんかい!)



「初めはブッキーの隣に祐喜が乗っていたのに……」



「なぜか御子柴にチェーーンジ!!」

「御 子 柴 ァ !!」
「そこ、怒るとこか!?」
「……と、まぁ色々雑なところが目立つんです」
「たしかにこれは……のぅ」
「作品は面白いだけに、本当惜しい!!
「ブッキーかわいいしな!」
「それはいま関係ない」
「5話の時点で既に目立つので、今後もこういったミスはあるでしょう」
「それでも……俺は楽しみます! フレッシュプリキュア!
「うむ。そうじゃな」
フレッシュプリキュアを楽しむと心に決めたからな」
「それ違うコーナー!!」
「まぁ、それはともかく全力鑑賞続けますっ!
「ブッキーかわいいからな!」
「それは関係ない!」


#3 今回のキュアベリー



「それじゃあ今回もキュアベリー美希たんの活躍をまとめるぜ!」
「今回は準メインだったような気がする!」
「気がするだけかい!」
「う~ん、メインはラブさんだったからな~」
「でも今回も美希たん美希たんだったぜ!」



「お姫様コスプレの美希たん!」

「ふつくしい…………」
「さすがモデルを目指してるだけあって、スタイルいいのう」
「ブッキーのお姫様コスプレも見たかった!!」
「今後あったらいいね」



「ナンパされちゃう美希たん!!」

「まぁ、美希たんだからね。仕方ないね」
「それほど魅力があるってことだからね……」
「……怒ってるのか?」
「怒ってねーですよ、こんなナンパ野郎なんかにィ……!!」
「お前も俺とあんまりかわんねーな」



「祐喜を助けたベリー!」

「お姫様抱っこですよ、お姫様抱っこ!」
「されてるのは男じゃがな」
「どうしても女の子が勇ましく描かれる作品だからね、そこは仕方ない」
「ラブも大輔をお姫様抱っこしてたな」
「ブッキーはしてなかったな」
「……っつーことは俺のチャンス!?」
「意味がわからん!!」



「今回はこんなところかな?」
「毎回3枚ぐらいじゃな」
美希たんの目立つパートがあっても、そこは1枚としてしか取り上げられないからね」
「やっぱりメイン回じゃないとね!」
「次のメイン回はいつだろうな?」
「……ブッキーの」
「はい、いまお呼びじゃありませんよー」
「たとえブッキーのメイン回であろうとも!」
「これからも美希たんを応援していきます!」
(そうまとめるか!)




#4 次回予告





ゲームにジュースにカレーにドーナツにハンバーグ……!

みんなが大好きなものを消しちゃって、子供達を悲しませるなんて!

なんて意地悪で卑怯なやり方なの……!

絶対に許さないんだから!!

……って、あれ……? お母さん、どこ……?

今度はお母さんまで消えちゃったー!



フレッシュプリキュア!

消えたハンバーグ! 大好きなものを守れ!!

みんなで幸せゲットだよ!


「次回、なんかやばそうだぞ!」
「映像では三人目の幹部が登場しておったから、そいつの仕業じゃろうな」
「かなりの胸糞野郎な感じがプンプンするぜ……!」
「さすがにブッキーは消えないよな?」
「消えるわけねーだろ!」
「まぁ、プリキュアじゃからな」
「わっかんねーぞ!」
「可能性はゼロじゃないぜ、ゼロじゃー!」

「お前、ブッキーに消えてほしいの?」
「とんでもございません……」

「みんな無事なことを祈って、今回はここまでじゃ!」
(ま、また強引にまとめたなぁ……)



次回、消えるッ!


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