みんな幸せゲットだよ!
フレッシュプリキュア!全力鑑賞


~イントロダクション~



「ハロー! 大きなお友達!」
「ハローじゃ!」
「おっと、爺さんは大きなお友達というより、枯れたお友達かな」
「あぁ? なんだって?」
「冗談です!!」
「というか、一体なんなんじゃ? 急に」
「小さい女の子向けのアニメじゃろ、これは……」
「小さいとか大きいとか関係ない……!」
フレッシュプリキュア!を全力で視聴するぜ!!」
「わしを巻き込むのやめてくんない?」
「今回はイントロダクション……つまり導入というわけで」
フレッシュプリキュア!についてサラっと説明するぞ!」



フレッシュプリキュア!とは?

 2009年2月から2010年1月まで放送されたプリキュアシリーズ第6作目
 全50話放送され、2年続きの作品を除くとシリーズで一番話数が多い。
 主人公はキュアピーチ。


「……………………」
「え? 説明終わり!?」
「だって俺、フレッシュプリキュア!のこと全然知らないし!」
「いや、まぁ、初見だから全力で視聴するんじゃろうが……」
「それより、なんで急にプリキュアなんじゃ!」
「それには深いワケがありまして……」
「ゴクッ……」
「現在、絶賛放送中のハピネスチャージプリキュア!にて」
「シリーズ10周年企画で毎回オープニング前に歴代プリキュアが登場する企画があるのです」
「ほほう……」
「その第16回にて登場した歴代プリキュアの一人がこの……」



キュアベリーだ!!」

「このキュアベリーさんを見て……ティンと来てしまったのですよ」
「見るしかねえ……フレッシュプリキュア!
「予想を裏切らない浅い理由!!」
「っつーか、現在進行形でプリキュア見とるんかい!!
「見てまーす♪」
「それはさておき、本題に入る!!」
「まずはフレッシュプリキュアの主演プリキュア達を見て行くぞ!」
「うむ!!」



「主人公、キュアピーチ!!」

「本名は桃園(ももぞの)ラブ! キュアピーチに変身するぞ!」
「え? なんじゃって?」
「キュアピーチに変身するぞ!」
「いや、そこじゃなくて…………」
「ラブ?」
「ラブです」
「本名が?」
「ラブです」
「か、カワイイ名前ジャナー(棒」
「ネット上で時々ラブ兄貴という呼称を目にするんだけど」
「一体どういうキャラなんですかねえ……??」
「き、キットカワイイ子ジャヨー(棒」
「次……行こうか……?」
「そ、ソウジャナー(棒」



「この子がキュアベリーだ!!」

「それは知っとるぞい」
「まぁ、さっき紹介したようなもんだしね……」
「この子の本名はなんていうんじゃ?」
「知りません!」
「え?」
「有り体に言うと」
「わかりません!」
「キュアピーチは知っとったじゃろ?」
「ええ、名前が強烈でしたから、スッと頭のライブラリーにINしました」
「お前さん、結構酷くない?」
「あ、名前は“ミキ”ちゃんっていうらしいです。苗字は知らないけどね!」
「一目見て気に入ったキャラなら名前ぐらい調べればいいのにのう……」
「調べるだなんてとんでもない!!」
「これからフレッシュプリキュア!を通して」
「すこしずつミキちゃんのことを知っていこうと思います!」
「気持ち悪い」
「!?」
「……次へ行きましょう」
(流したっ!)



キュアパインだ!」

「この子の名前は知っとるのか?」
「ラブ達からはブッキーと呼ばれている……らしい!」
「アダ名かい!」
「ついに姓名共に行方不明か」
「呼び名を知ってるだけマシさ」




「こいつらに至ってはなんて呼ばれてるのかすら……」
「見事に右肩下がりな紹介じゃったな」
「まぁ、10周年企画でのフレッシュ組登場以外だと」
2chpixivで目に入ってしまった情報しかないので」

「…………で、お前の推しメンは誰なんだ?」
「そりゃ、さっきも言ったけどキュアベ…………」
「って、誰だお前は!?」
「くっくっく……この俺を差し置いて、プリキュアを楽しもうとは」
「そうは伊豆のところてんだーーーッ!!」
「I LOVE プリキュアだって!?」
「いや、突っ込むところそこじゃないじゃろ!?」
「……お前、ところ天の助だな~」
「何しにきたんだ」
「俺も一緒にフレッシュプリキュア!を視聴させてもらうぜ」
「なら…………お前の推しメンは誰だ!?」
「僕はキュアパインちゃん!」
「GOOD!!!」
「爺さんはピーチ推しだから、丁度良いな!」
「えっ?」
「というわけで、これからフレッシュプリキュア!を見ていくぞ!」
「ぃよっしゃーーー!」
(何故わしがピーチ推しに……?)


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