小説      スーパーマリオ



第十話   「コクッパブラザーズ」
 
《 》は口に出していない言葉
“ ”はささやき
:あらすじ:
見事、マリオさんが生き返りました



ノコノコA「クッパ様ー!クッパ様ー!」
クッパ「なんだ、騒々しい・・。」
ノコノコA「マリオの死体がなくなっておりました!」
クッパ「なんだと!生き返ったのか!!」
ワリオ「マリオが生き返ってそんなにマズイか?」
クッパ「実を言うとそんなに悪くないが、まだ昔のあの時の記憶がな・・。」
ドンキー「今と昔は違ウホ?」
クッパ「なんせ我輩は強くなったのだからな!カメックの魔法で!!」
ドンキー「うほほ~。」
ワリオ「おい、ドンキーよぉ、『違う』と『ウホ』を同時に言うのやめれ。」
ドンキー「人の勝手ウホー!」
クッパ「まぁまぁ、喧嘩はダメだお?」
ノコノコA《何だこの3バカは・・、はぁ、今回もダメだな》


 その頃、マリオ達はクッパ城廊下を歩いていた
マルキー「M、クッパ城はトイレの場所までわかってんだよな?」
マリオ「あー、それが・・、今回かなり改築したみたいで。」
 しばらくすると前方に扉が見えてきた
コンソメ「お、扉があるぞ?」
ルイージ「なにがあるか・・、誰か開けてくんない?」
コンソメ「よし、俺がやる。」
 コンソメを先頭に扉を開けた


ヨッシー「・・・、ただっ広いところに出ましたね・・?」
マルキー「ドーム型になってるな。」 マリオ「ん?あれはコクッパ!!」
 その部屋の中央にはコクッパのイギー、ロイ、レミー、ルドウィッグがいた
イギー「おまえら!ピーチ姫の記憶を取り返しに来たようだな!」
ルイージ「いや・・、すっかり忘れてたりした。」
マリオ「おい!」
ヨッシー「マリオさんを助けることしか頭になかったですよねぇ?」
マルキー「ピーチ姫か・・、そんなやついたな。」
コンソメ「おい、丸!」
イギー「えーい、うるさい!ともかくオレたちと闘え!」
ロイ「おまえらわかってんのか?こっちにゃキノコの人質がいんだよ!」
ルドウィッグ「おれたちを全員倒さないと、助けにいけねぇぜ!?」
レミー「そうだよ」
マリオ「キノピコのことか!」
イギー「そうだ!このモニターを見ろ!」
 すると、天井から巨大モニターが出てきた
  そのモニターには手につける鎖、足につける鉄球が映っている
ロイ「あれ!?あのキノコがいねぇ!」
??「キノピコちゃんは助けたわよ!」
ロイ「だれだっ!?」
 ドーム型の部屋の天井近くの穴にキノピコを抱えたミラが立っていた
マルキー「ミラ!いつのまに・・!」
マリオ「ミラさん!?」
ルイージ「兄さんも知ってんの?」
マリオ「あ、ルイージも知ってんの?」
ルドウィッグ「バカな!ウェンディが見張りに付いていたはずだ!」
レミー「そうだよ」
コンソメ&ヨッシー「誰・・?」
ミラ「ウェンディなら私の仲間がとどめをさした頃だと思うけど?」
マルキー「いつ来たんだ?」
ミラ「ナレさんに変身して付いてきたの、本物はこっち。」
 するとミラはコンソメの頭上にナレーターを召喚した
コンソメ「いてっ!あれ・・?ナレーター・・。」
ナレさん「うわっ!あれ?ここはどこでしょう・・?」
ルドウィッグ「とにかく!俺達と闘えぇ!」
マリオ「なんかいつのまにかエライ事になってるような気がするんだけど・・?」
ミラ「ん?どうやらマリオくんも生き返ったみたいね?話はコクッパを倒してからしましょ?」
イギー「やっと闘う気になったか!」
ロイ「だが、こっちの方が人数が少ないぜ?不利じゃんか。」
レミー「そうだよ」
ルドウィッグ「大丈夫だ、今回は合体できるようになったからな」
マリオ「作者はコクッパ強くしてどうすんだよ。」
ナレさん「えと、せっかく戦場に来たんですから説明しておきますよ?」

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ナレさんの解説コーナー

※コクッパ
作者はコクッパが好きらしい。

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ルイージ「ふざけんなぁ!」
コンソメ「細かいところは気にするな、めんどくさくなる前に早くやっつけちまおうぜ」
マルキー「コンソメの言うとおりだ、合体する前に倒してしまえば楽だからな」
マリオ「そうだぜ、『アトミックファイア』!」
そこらに灯してあったロウソクの火が消え、マリオの手の中に集まっていった
マリオ「くらえ!」
ロイ「そうは問屋がおろさねえぜ、『α』!」
 マリオの『アトミックファイア』が当たる直前にロイが合体し、炎を切り裂いた
ヨッシー「あの炎を切り裂いちゃいましたよ!?」
コンソメ「げっ、全身トゲだらけ・・!」
 ロイの腕にはトゲがびっしり、爪も長く硬くなっている
イギー「よし、俺たちも合体だ、『Ω』!」
ルドウィッグ「よっしゃ、『γ』!」
レミー「よ~し、『Σ』!」
 コクッパは次々と合体していった
ミラ「ああ・・、変身されちゃった。」
ヨッシー「前のモートンβと同じくらい強いんですよね?」
マルキー「いや、この邪気はそれ以上かもしれねぇな・・。」
ルイージ「くっそー!」
ナレさん「コクッパの名前は、ロイα、ルドウィッグγ、イギーΩ、レミーΣ、でイイですかね?」
ルドウィッグγ「そうだ、ははは!」
レミーΣ「まずはオイラの能力を見せてあげるよ」
 シュッ・・・
マリオ「ん・・、消えたぞ!」
ミラ「きゃっ!?」
マルキー「なに!」
 いつのまにかにレミーΣがミラを取り押さえていた
コンソメ「おいおい・・、なんて速さだよ・・!?」
それだけでおどろいちゃ困るよ
 マリオの肩をトントンと叩きながらレミーΣが言った
マリオ「いつの間に後ろに・・ってレミーが二人!?」
ナレさん「レミーΣは最高8人まで分裂できるらしいです!」
ルイージ「4人までだったのが8人に増えたのか・・!」
レミーΣ「説明あんがと。さて、闘う相手を一人づつきめよっか?」
ルドウィッグγ「俺はやっぱマリオだな!」
マリオ「コクッパ長男の誇りか・・、望むところだ!」
ルイージ「兄さん、一人で大丈夫かい?」
マリオ「オマエに心配される筋合いはねーよ」
ルイージ「だって、ラリーに負けたし?」
マリオ「油断したんだよ、ゆ・だ・ん!」
マルキー「安心しろL、マリオのKPはオレより低いがオマエよりは高い。」
イギーΩ「じゃあオレはそこの黒マントの男だ!」
コンソメ「『コロッケ!』のキャラクター?」
ヨッシー「ちがいますよ!丸さんのことです!」
レミーΣ「じゃあ、オイラはこの女ね?」
ミラ《くっ‥、こいつスピードだけじゃなくてパワーもある・・、さっきから全然動けない・・!》
ロイα「じゃあ、オレは一番弱い四人か・・、それもいいな!」
ルイージ「俺たちをなめんなよ!」
コンソメ「ナレさんに変身してたらしいあの女、強いのか?」
ヨッシー「おそらくそうでしょうね、マリオさんを『くん』で呼んでますから・・。」
ナレさん「四人って・・、私も入ってるんですか!?」
ロイα「そうだ!」
ルドウィッグγ「では、いくぞっ!」
マリオ「きやがれ!」
 マリオ達だけではなく、マルキーやルイージたちもいっせいに闘い始めた

イギーα「おまえ、チビのくせして生意気だな!」
マルキー「それなりの理由があるからだ、おまえなんかすぐに倒してやるよ」
イギーα「ななななっ!生意気だぁーーーー!!」

レミーΣ「さぁて、闘おうかい?」
ミラ「その前に放しなさいよ!」
レミーΣ「ああ、ごめんごめん、ハイ。」
ミラ「ふう、じゃあいくわよ?」
レミーΣ《君の方が不利なのにねぇ・・、クックックック。》

ロイα「こいやぁ!」
ルイージ「いくぞ!」
コンソメ「よっしゃーー!」

ルドウィッグγ「オレの武器はこの手についているレーザーソードだ、オマエにコレがかわせるか?」
 そういってルドウィッグγが両手についているソードをふりまわすと強い風がふいた
マリオ「むっ、そのレーザーソードを振り回しただけでこの風力か・・、さすがの怪力だな・・!」
ルドウィッグγ「本気でやれば、竜巻は軽いぜ?」
マリオ「やらせるかよ・・!『アトミックファイア』!」
ルドウィッグγ「またそれか、芸のないやつめ!」
 ルドウィッグγがレーザーソードでアトミックファイアを切り裂いた
  ───だが、炎を切り裂き消したせいか煙でルドウィッグγの視界が遮られた・・
マリオ『ヒートナックル!!』
ルドウィッグγ「しまった!!」
 マリオの技、ヒートナックルがルドウィッグγに炸裂・・、してはいなかった
  ギリギリのところでレーザーソードを盾代わりにしていたのだった
マリオ「ソードを盾にしたか、だがこれでソードはボロボロだぞ!」
ルドウィッグγ「レーザーソードが使い物にならなくなるのを、予想していないと思っているのか?」
 その瞬間何かがマリオの左肩を貫いた
マリオ「グッ、肩が・・!?」
ルドウィッグγ「『レーザーブレス』と名づけた技だ、あらゆる物を貫くぜ。」
マリオ《くそ・・!いまの攻撃で左手に力がはいらねぇ・・。》
ルドウィッグγ「次はお前の右足だ。」
マリオ「・・!」
 マリオは間一髪のところでよけた
ルドウィッグγ「チッ、よけたか、もう一発!」
 今度こそと言わんばかりにルドウィッグγはレーザーブレスをふいた
  そしてマリオの右足のももを貫き、その痛みでマリオはしゃがみこんでしまった
マリオ《あいつの技にも何か弱点があるはずだ・・!》
ルドウィッグγ「次は左足だ!」
マリオ《・・そうだ、あいつの攻撃を『跳ね返せば』いいのか!》
 マリオはとっさに炎の壁を作り出した
マリオ『ファイアウォール!』
ルドウィッグγ「・・・・・。」
 しかしレーザーブレスはマリオの腰を貫いた
マリオ「グッ!?」
ルドウィッグγ「ガハハハハ!馬鹿め!所詮、炎の壁じゃ俺のレーザーブレスは防げないぜ・・」
マリオ《ハァハァ、腰をやられて動けねぇ・・》
ルドウィッグγ「さて、そろそろとどめだ、死ね、マリオォ!」
 ルドウィッグγはレーザーブレスを発射した
マリオ「・・・・・・・。」

ルイージ「はっ!兄さんが危ない!」
ロイα「待ちな!今助けに行ったらこのキノコ野郎の腕がふっ飛ぶと思え!」
ルイージ「コンソメ!くそ・・、卑怯な!」
ヨッシー「マリオさん・・!」

 レーザーブレスがマリオの身体のすぐ前までとんできた
ルドウィッグγ「よし、終わりだぁー!!」
マリオ「・・・・・・・。」
ルドウィッグγ「・・・あれ?レーザーブレスが・・、消えた!?」
 なんとレーザーブレスはマリオに直撃する瞬間、なぜか消えてしまったのだ
マリオ「・・・・・・・。」
ルドウィッグγ「ふふ・・、きっとなにかの間違いだな・・・よし、もう一発!」
 ルドウィッグγはもういちどレーザーブレスを発射した
  しかし、またもやマリオの手前でレーザーブレスは消えてしまった
マリオ「・・・・ニヤリ」
ルドウィッグγ「な、何故だ!くそっ、もう一発!!」
 またレーザーブレスを発射したが、やはりマリオの前で消えてしまった
マリオ「・・・ニヤリ」
ルドウィッグγ「その笑いをやめろ!」
マリオ《よし、あの野郎、完璧に頭に血が昇ってるぜ、そろそろいくか・・》
ルドウィッグγ「特大パワーだ・・、特大パワーのレーザーブレスは通常の3倍のパワーだ、それで消し去ってやる!!」
マリオ「・・そんなことをしたらお前は力尽きちまうぞ!」
ルドウィッグγ「うるせぇー!何をたくらんでるか知らねえが、あの笑いが気になる!ここで決着をつけてやるんだよ!!」
マリオ《もう、くそみそだな・・。》
 ルドウィッグγは力を溜め始めた
マリオ「じゃあ、おまえの特大パワーレーザーブレスと俺のフルパワーファイアとで勝負だな!」
ルドウィッグγ「望むところだ!死ねぇぇぇぇ!!!」
 ルドウィッグγはパワーが溜まりきったのか、レーザーブレスを発射した
マリオ『レーザーファイア!!!』
 マリオはこのドーム型の部屋全体に伝わるほど熱く、一点に集中したファイアを撃った
ルドウィッグγ「な、俺の特大パワーで放ったレーザーブレスが消された!?」
 そしてルドウィッグγの身体を貫いた
  そのレーザーファイアの熱気で身体の内側から焼き尽くされた
ルドウィッグγ「ギャァァァァァァァ!!!」
マリオ「か、勝ったぜ・・!」
 ルドウィッグγは身体の内側から焼き尽くされたが、まだ少し息があった
ルドウィッグγ「マリオ・・、俺の負け・・だぜ、・・・あと最後に一つ聞きてぇ、・・レーザーブレスが消えたのは何故だ・・?」
マリオ「ああ・・、あれはな、お前のレーザーブレスを手でパワーを溜めてたアトミックファイアで吸収したんだ、そして最後の一発さ・・。」
ルドウィッグγ「・・そうか、・・あとはたのんだぞ、レミー・・」
 そういうとルドウィッグγは息を絶った


ロイα「な・・・、兄者がマリオに負けた・・!?」
ルイージ「兄さんがルドウィッグに勝った、今度は俺たちがロイに勝つ番だ!」
ヨッシー「そうです!やりますよ~!」
ロイα「な、生意気なっ!人質をとっていることを忘れるな!」
 そういうとロイαはするどい爪でコンソメの左腕をとばした
コンソメ「ギャー!!俺の腕がっ!!」
ヨッシー「コンソメさん!!」
マリオ「ヨッシー、えーと・・、コンソメだったか、あいつにスーパーキノコを食わせてやれ」
ヨッシー「スーパーキノコは持ってませんよ・・」
マリオ「俺がキノピコからもらったやつをやる、食わせにいってこい」
ヨッシー「マリオさんは大丈夫なんですか?」
マリオ「ああ、俺はもう食った・・。」
ヨッシー「分かりました、行ってきます!」
ロイα「おまえら皆殺しだ!『プラチナネイル』!!」
 ロイαは鋭い爪を回転させルイージに攻撃を仕掛けた
ルイージ「おっと、危ない!」
ロイα「うおおおおお!」
 コンソメはヨッシーにスーパーキノコを食べさせてもらい少し元気になっていた
コンソメ「痛みはまだすこしするがかなりマシになったぜ」
マリオ「コンソメ、地面に潜る技は知ってるか?」
コンソメ「あ、はい。」
ヨッシー「何をするんですか?」
マリオ「ヨッシーはボンバーボディーを使えるか?」
ヨッシー「私はできないんです。ルイージさんはできるようですが・・・」
マリオ「よし、コンソメはボンバーボディをかけて地面に潜れ、そしてロイに下から攻撃して突き上げるんだ」
ヨッシー「だから私はボンバーボディ、つかえませんよ?」
コンソメ「それにロイと間違えてルイージを攻撃してしまう可能性が・・」
マリオ「安心しろ、ボンバーボディは俺がやる、あとロイの足音はドスンドスンなるからそれに気をつければ間違えないだろう」
コンソメ「なるほど・・。」
マリオ「今はルイージがロイと闘っている、いつまで持つかわからないから早くしよう。『ボンバーボディ』!」
コンソメ「よぉし!『グランドスイム』!」
 コンソメは地中に潜った。

コンソメ《片腕がないから泳ぎにくいぜ・・》
 タッタッタッタッタ・・
  タッタッタッタッタ・・
   タッタッタッタッタ・・
コンソメ《おかしいな、一向にルイージの足音しか聞こえないぜ・・?》

ロイα「・・・・・。」
ルイージ「あれ?いまの『サンダーストライク』、そんなに効いたかな・・?」
 ロイαはその場で倒れた
マリオ「・・・・やれやれ。」
ヨッシー「コンソメさんの行動、意味なかったですね・・」
ルイージ「やったー・・、のかな?」
マリオ「コンソメー、ルイージが勝っちゃったみたいだからでてこ~い」
マルキー「後はレミーだけだな。」
ヨッシー「あっ!丸さん、いつのまにイギーを倒したんですか!?」
マルキー「ルドウィッグがレーザーブレスをMにむかって発射した時ぐらいに。」
ヨッシー「早っ!!」
マリオ「おい、ミラさんが!」
 ミラはレミーとの戦いでボロボロになっていた
レミーΣ「馬鹿な女だよ、このちっこいキノコ♀を人質にとられたら手も足もでないんだからさ」
ルイージ「キノピコを人質にとったのか・・!」
ヨッシー「汚いやつですね・・!」
レミーΣ「まぁ、この女はもう動けないよ、勝負はオイラの勝ち~、父ちゃんにご褒美がもらえるぞ~!じゃあね~。」
ミラ「キノピコちゃんを・・・、取り戻さないと・・」
マリオ「ん!?レミーがキノピコを連れ去っていくぞ!」
マルキー「ミラ、スーパーキノコだ、食え。」
 ミラはスーパーキノコをたべて回復した


コンソメ「だめだ、あいつ逃げ足が速いぜ・・」
ヨッシー「追いつけなかったです~。」
マリオ「レミーの野郎・・」
 そこへ、テレサウルスが来た
テレサウルス「マリオさ~ん、ミラさ~ん、ヨッシーく~ん!」
マリオ「ミラさんが言ってた仲間ってテレサウルスのことだったのか・・。」
ヨッシー「テレサウルス君、久しぶりだねぇ!」
ミラ・・・キノピコちゃんには、ピーチ姫の・・・
マルキー「どうした?」
マリオ「ピーチ姫がどうしたんだろう・・?」
ミラ「キノピコちゃんには・・、ピーチ姫の・・・、記憶が入ってるのよ・・!」
M&L「な、なんだってー!?」




つづく