小説      スーパーマリオ



第八話   「潜入!ネオクッパ城!」
 
今頃になって説明
《 》は口に出していない言葉
“ ”はささやき
マルキーの所で修行を積んだルイージ、なんだかんだで一ヵ月後・・

マルキー「まだ、制圧はされてないようだ。そろそろいくぞ、L。」

ルイージ「おう、そういえばなんで師匠は俺のことをLっていうんだ?」

マルキー「間違えてルイージって言わないよう、慣らしてるんだ」

ルイージ「は・・・?」

マルキー「いいか?これからヨッシーやコンソメたちと合流する。そこでお前が実力を上げていたら・・、どうだ?」

ルイージ「すごい!・・・っていわれるのか?」

マルキー「それも言われるかもしれんがちがう・・、『Y』からどこで修行をしたんですか!?・・・と言われる。」

ルイージ「なるほど。で、Yはヨッシーってわけね?」

マルキー「そうだ。俺は一度追放された身、正体はなるべくばれたくない。」

ルイージ「じゃあ、俺が質問されても答えなければいいじゃないか」

マルキー「・・?俺もついていくんだぞ?」

ルイージ「え・・?」

マルキー「それにな、俺は影でコツコツ実力を上げる奴の方が好きだ。だからこの俺が姿を隠しているマントと同じのを着てもらう。」

ルイージ「‥‥納得しておこう。」

マルキー「ミラ、留守番を頼む。」

ミラ「いざとなったら私も呼んでね?」

マルキー「いざとなったらな・・」

そのころ・・



ヨッシー「ちょうど一ヶ月たちましたね・・」

コンソメ「もうお前の実力でルイージがいない分を補えたな。」

長老「見事じゃ、ヨッシー。これでネオクッパ城に潜入できるのう。」

コンソメ「長老様、KPカウンターが二つの気をキャッチしました。どちらとも正の気ですが、ひとつは邪の気も持ち合わせております!」

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ナレーターこと、ナレさんの解説コーナー



※正の気、邪の気

これはわかるよね?善か悪かってかんじ

※KPカウンター

前にも出てきたKPカウンター。

これは、はっきり言ってドラゴンボールのスカウターの丸パクリです。

だから KP=戦闘力 みたいなもんです。名前も見えます。便利な品物です。

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長老「正の気か・・、敵ではないようじゃな・・。」

ヨッシー「ナレーターが解説してる間に来ましたよ!二人ともマント被ってますね・・!」

マルキー「お前ら、あのクッパ城に行くんだろ?」

コンソメ「なぜそれを!?」

マルキー「俺たちも連れていかねぇか?」

コンソメ「怪しいやつを連れて行くことはできねぇな。そのマントを取れ。」

マルキー「いやだと言ったらどうする?」

コンソメ「実力行使だっ!」

コンソメはそういうとマントの男に殴りかかっていった

ヴィォン

コンソメ「うわっ!?」

しかしコンソメは見えない壁に思い切り当たりひっくり返った

ヨッシー「コンソメさん!くっそー!」

ヨッシーは手にKPを溜め始めた

マルキー「やめときな。」

ヨッシー「・・・!?」

マルキー「おまえと俺じゃKPが違いすぎる。」

長老「ヨッシー!奴の言っていることは本当じゃ。ワシと同じ・・いやそれ以上かもしれん。」

ヨッシー「えっ!?長老以上!?」

コンソメ「いてて、しょうがねぇ。だがせめて名前くらい名乗ってくれ。」

マルキー「俺はコイツ(L)の師匠だ。で、俺の弟子のLだ。」

ルイージ「おれはLだ。」

コンソメ「偽名か・・」“またつっかかっていっても弾き飛ばされるな。黙ってるか”

ヨッシー「Lさんはわかりましたが、あなたはなんと呼べば・・?」

マルキー「丸と呼べばいい」

ヨッシー「わかりました。では、KPを計らせてもらいますよ?」

マルキー「!!」

マルキーは次の瞬間KPカウンターをすべて壊した

ヨッシー「うわっ!?なにをするんですか!」

マルキー「名前は知られたくないと言っただろ?安心しろ、俺はKPがわかる。」

ヨッシー「そうですか・・、すいません」

マルキー「俺のKPは35000、Lは12000だ。それからYは8000だな?それからコンソメは10000、長老は30000。」

コンソメ「嘘じゃないみたいだな、確かに俺は10000KPだ。」

ヨッシー「Yって私ですか・・?」

マルキー「そうだ、よーしそろそろ行くか。お前は行くのか?」

長老「え・・?ワシか?いかんよ、もう歳じゃからの。ここで待っとるわい」

マルキー「そうか、落ちぶれたもんだな・・。」

長老「・・・?」

コンソメ「おい、丸。長老様に向かってお前はないだろ!」

マルキー「いいじゃねえか?さ、行くぞ。Y、これを食え」

そういうとマルキーはヨッシーの口に向かって丸いものを投げた

ヨッシー「フゴッ・・」

コンソメ「おい!何食わせた!」

マルキー「青コウラだ。Yはコンソメを乗せて飛んで行け。俺たちは自分で飛べるからな」

ナレさん「私はナレーター!わからないことを解説するのです!だから着いていきますよ!」

コンソメ「仲間はいたほうがいいな、おんぶして連れてってやろう」

長老「では、行ってらっしゃいじゃ!」

コンソメ&ヨッシー&ナレさん「いってきまーす!」

マルキー「おい、L。おちるなよ。」

ルイージ「あんたから何習ってきたと思ってんだ、大丈夫だぜ!」

そうして、マルキーとルイージが飛び上がった。

ヨッシー「う、コンソメさん・・重すぎ・・・。」

コンソメ《ナレーターも乗ってるからだろ・・》

長老「がんばるんじゃぞ、ヨッシー、ルイージ・・。」

空を見上げて言った。

ナレさん「さすが長老。見抜いてましたな!」

長老「ん・・・?お前さん、ついて行ったんじゃなかったのかの?」

ナレさん「いや、私はさっき首を『トン』とやられ、気絶していてたったいま気がついたのです」

長老「では・・・、あれは偽者・・?」



クッパ城 城内

マルキー「ついたな・・。」

ルイージ「あれ?ヨッシーたちは?」

ナレさん「青コウラを飲んでしまって落ちちゃいましたよ」

ルイージ「あれ?ナレさん?コンソメの背中におぶさっていたんじゃ・・?」

ナレさん「落ちる寸前にクッパ城の窓につかまったんです」

マルキー「しょうがねえな、それっ!」

そうすると、ヨッシーたちがあがってきた

ヨッシー「死ぬかと思いましたよ・・」

コンソメ「ああ、ありがとよ、丸。」

ヨッシー「ナレさん!ずるいですよ!魔法が使えたなんて・・」

ルイージ「え・・、窓に・・・、え?」

ヨッシー「落ちてしまったときに、KPで飛んだんですよ!」

ナレさん「ギクリ・・」

マルキー「おい、Y。その時クッパ城は見えていたか?」

ヨッシー「はい、はっきりくっきりしっかりと!」

ルイージ「ナレさんだってそれくらいのKPはあるんじゃないか?」

コンソメ「あやしいな・・、飛ぶことを知っているってことは知識はあるって事だ。」

ヨッシー「それは、物事を解説するための知識で身につけたのでしょう?」

ルイージ「師匠、KPを確かめてみては?」

マルキー「そうするか、・・・・・んっ?」

コンソメ「どうした?」

マルキー「KPがわからないようにしてある・・!」

コンソメ「なんだと!じゃあ、敵じゃねえか!やっつけるぞ!」

マルキー「待て!コンソメ!さっきYが『KPを使って飛んだ』と言った。ってことはKPを持っているって事だ。それに情報を漏らさないようにする力もKPがないとできない」

ヨッシー「KPがあるってことは悪の心は少ないってことですね」

ナレさん「そうですよ・・!私は敵じゃありませんし、ただ解説やあらすじを言いに来ただけです!」

コンソメ「でも待てよ・・?情報を漏らさない力を使っているってことは、情報が漏れる機会があることを知っていたという結論でもおかしくはないぜ?」

ルイージ「知られたくないことがあった。それでいいじゃないか?」

コンソメ「敵だったらどうする!」

ヨッシー「コンソメさん!さっき丸さんが説明したじゃないですか!」

ナレさん「そうですよ!ナレーターに悪い人はいません!それにここで言い争っていたらキリがないです!行きましょう!」

マルキー「そうだな。ナレーターのいうとおりだ、行くぞ。」

ヨッシー「・・そうですよ!キノピコちゃんも捕らえられているんです!」

ルイージ「にい・・、じゃなくてマリオも!」

コンソメ「しょうがない!いくぞ!」



こうして、クッパ城に乗り込んだ私たち、5人なのでした!

あれ?そういやクッパ城潜入のとき、何も攻撃されなかったけど、なにかありますねぇ・・

そして、わたしはふつうのナレーターですから!

敵じゃないですよ?まぁ、私にも作戦というものがあるので。ニヤリ







つづく