2020 11/24 「しょうもないキーボードの話」

万物、在り続ける物無し。
最近はつくづくそう思います。

子供の頃からあった近所のおもちゃ屋は成人する頃には無くなり、
中学生の頃によく通った本屋も5年前にあっさり無くなり、よくゲームを買ったゲーム屋もいよいよ無くなりました。
このコロナ禍で飲食店も気づいたら無くなってたり。いろんなお店が無くなりました。

お店だけじゃありません。
通っていた中学は近場の小学校と連なって名前が無くなり、通っていた高校は既に跡形もなく消え去り、
通っていた大学……は流石にまだあるけれど、大学生の頃に購読していた4コマ漫画雑誌も2年前に休刊。
以前勤めていた会社も倒産したりしました。(大学の頃の事象だけ無理矢理;)

人間だって、やれ大物芸人が亡くなっただの、大物作曲家が亡くなっただの報道が飛び交い、
近場を当たれば親戚のお婆ちゃんや父の従兄も、4人いた祖父母ももう1人しか健在ではなく。
あって当たり前、いて当たり前と思っていた子供の自分に、
かくも現実というものはズッシリとのしかかり、『受け止めろ』と主張してくるのです。

さて、ここまで全部前振りで、結局何が言いたいのかというと。。。
使っていたメカニカルキーボードが壊れてしまった!
大層な前振りからこんなしょうもない本題で申し訳ない。

いやしかし、このメカニカルキーボード。
前のキーボードが壊れた時に『壊れないキーボードが欲しい!』と奮発して買ったものでして。
前のキーボードは一部のキーがヘタレてしまい感触だけでは入力したかどうかわからず、非常に不快だったため
簡単にはヘタレないメカニカルキーボードを約9000円で購入。

買い換えたのが約3年前。
現状、確かにキーはヘタレていません。
が、しかし。壊れてしまったのです。
キーを入力しているとaが2回連続で入力されてしまうのです。
「調べる」と入力したいのに「しらあべる」となってしまう。
絶対に発生するわけではなく、aを押したときに25%ぐらいの確率で起きるというのだから質が悪い。

今のところaとtとnでこの現象を確認しているのですが、どうやらチャタリングと呼ばれる現象のようで、メカニカルキーボードの故障によくあるらしい。
色々調べると"ccchattttter"というソフトで簡単に直せる! という記事が見つかったのですが、このソフトを起動しても改善されず。。。
ってことは本当はチャタリングじゃないのかなぁ? 不明ですね……。
仕方がないので3000円台のメカニカルじゃない安物キーボードを買ってきました……(汗)

壊れないキーボードが欲しくて買ったのに、以前のキーがヘタレたキーボードよりも持たなかったのはなんとも言えず……。
壊れない物なんてない! というのは当然わかっちゃいるんですけど。くそう……。
キー入力なんて大体このページの更新か外部の創作活動でほとんどだったのに、このメカニカルキーボードを使ってた時期、全然更新も活動もしてないという。
全然使ってないのに壊れた! というショックもあるわけですよ。

というわけで、今回の雑文は不調のメカニカルキーボードの最後の仕事として書き上げました。
何度も誤入力される"a"と闘いながら書き上げました。
3年間ありがとうメカニカルキーボード。カチャカチャうるさかったぞメカニカルキーボード。